県漁協は9月29日、今季の生食用カキの出荷を始めた。懸念された猛暑の影響は小さく、前年並みの1800トンの生産を見込む。前年に続き、県指針で定めた解禁日と同日の出荷となった。石巻市渡波の県漁協石巻湾支所「万石浦鮮かき処理場」には、前日の水揚げ後に殺菌処理したカキ2トンが搬入され、生産者ら約200人がカキむきの作業をした。