名取市津波訴訟、遺族の請求棄却 防災無線故障、市責任認めず 仙台地裁 印刷
2018年 4月 10日(火曜日) 19:18

東日本大震災の津波により、宮城県名取市閖上地区で乳児だった長男ら家族4人が犠牲となったのは、市の防災無線が機能せず避難が遅れたためなどとして、仙台市の夫婦ら遺族4人が名取市に計約6770万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、仙台地裁であった。高取真理子裁判長は市の責任を認めず、遺族側の請求を棄却した。遺族側は控訴する方針。

最終更新 2018年 4月 10日(火曜日) 19:19