公海操業へ サンマ漁船出発 大船渡市 印刷
2019年 6月 06日(木曜日) 10:50

岩手県大船渡市では30日、サンマ漁船が公海上での漁に向けて出港した。出港したのは大船渡市の水産会社「鎌田水産」のサンマ漁船・第八三笠丸。公海上でのサンマ漁は、ロシア200海里水域でのサケ・マス流し網漁が禁止されたことに伴う代替事業として20016年から試験操業が行われてきた。これまで漁の期間は8月から12月末までと定められていたが、サンマの不漁が続く中で漁獲量の確保につなげようと、ことし3月に水産庁が省令を改正したことで通年での操業が認められた。