鈴を鳴らしながら街を行進する「チャグチャグ馬コ」が練り歩く 印刷
2018年 6月 19日(火曜日) 18:49

色彩豊かな装束で飾られた馬が練り歩く岩手県の伝統行事「チャグチャグ馬コ」が催され、みちのくに初夏の訪れを告げた。田植えで疲れた農耕馬を休ませ、馬の無病息災と豊作を祈願したのが始まりとされ、国の無形民俗文化財に指定されている。馬に着けられた鈴が「チャグチャグ」と鳴るのが名前の由来で、装束は江戸時代の大名行列で南部藩が荷物を運ぶ馬に着けさせた「小荷駄装束」が原型という。