釜石・津波避難訴訟 遺族の訴えを棄却 盛岡地裁 印刷
2017年 4月 24日(月曜日) 18:39
東日本大震災の津波で、本来の避難場所ではない施設に避難して死亡したのは、釜石市が正しい避難場所の周知を怠ったため、などとして、遺族が釜石市に損害賠償を求めた裁判で、盛岡地方裁判所は21日、遺族の訴えを退ける判決を言い渡した。震災発生時、岩手県釜石市の鵜住居地区防災センターには196人が避難し、うち162人が死亡・行方不明になったと推計されている。