東北最大級の主殿跡か 南部・聖寿寺館跡 印刷
2015年 11月 10日(火曜日) 00:27

デーリー東北新聞社によれば南部町教育委員会は6日、室町から戦国時代にかけて三戸南部氏の本拠地だった同町の国史跡「聖寿寺館跡」で、主殿とみられる三つの建物群を新たに確認した、と発表した。年代ごとに建て替えたと考えられ、このうち一つは同時期の主殿としては東北最大級の規模。同町教委は「当時の三戸南部氏の権勢の大きさや、居館の実態を解明する上で重要な手がかりになる」と期待を寄せている。