クワの若葉で健康料理 駒ケ根市2施設が提供 印刷
2018年 9月 01日(土曜日) 00:08
駒ケ根市東伊那の駒ケ根シルクミュージアム内にある「レストラン菜々ちゃん」と、隣接する宿泊体験施設「駒ケ根ふるさとの家」の2カ所で、クワの若葉を使った料理の提供が始まったと長野日報が報じた。葉には血糖値抑制効果のある成分が含まれるとされ、健康志向が高まる中、食材として活用した。天ぷらや葉の粉末を使った調味料「桑塩」が来場者に人気だ。駒ケ根市では一昨年、東京農業大学の長島孝行教授を講師に招き、クワやカイコの繭を使った6次産業化の研修会を開催。クワには各種のミネラルや血糖値上昇を抑えるデオキシノジリマイシンなどの成分があり、教授は特長を生かしたクワの活用を提唱した。