長野県の鉱工業生産指数、7年ぶり高水準 印刷
2018年 3月 03日(土曜日) 00:00

長野県が2月20日発表した2017年の鉱工業生産指数(速報、2010年=100)は前年比9.1%高い99.7と、10年(100.0)以来7年ぶり高水準となった。国内外の景気改善を背景に半導体製造装置などの製造業が生産を大幅に増やしている。ただ足元で進む円高と在庫の増加など、好調な県内経済を揺るがしかねない変化も生じつつある。生産指数の上昇を主導したのは半導体関連だ。半導体製造装置などはん用・生産用・業務用機械工業は前年比17.7%上昇。新設した工場に納入する電気計測器など電気機械工業も15.8%上昇した。

最終更新 2018年 3月 05日(月曜日) 19:57