「大鹿歌舞伎の魅力を世界に」 重要無形民俗文化財登録を歓迎 印刷
2017年 2月 02日(木曜日) 17:51

国の文化審議会は27日、大鹿村の「大鹿歌舞伎」を重要無形民俗文化財に指定するよう松野博一文部科学相に答申した。歌舞伎を専業とする俳優以外の地方の人々が上演する「地芝居」としては国内初の指定となる。同村教育委員会は「地方で演じられる歌舞伎は物まねだとか亜流だと評されてきたが、日本固有の民俗文化に認められた意義はとても大きい」と歓迎した。