大型ブリ・マダイ、養殖が拡大 目指す食卓は海外 印刷
2019年 1月 07日(月曜日) 18:50

愛媛県宇和島市中心部から車で30分。県水産研究センターの裏手の海に、いくつもの養殖イカダが浮かんでいる。開発しているのは10キロまで成長させる「大型ブリ」。通常の県産養殖ブリの2倍程度の重さだが、海外では大きい方が好まれるという。渡辺昭生・研究企画室長は「興味を持っている業者は多い。なるべく早く普及したい」。8月に漁協関係者と開いた試食会でも、好評だったという。