車両を載せた浮体式防潮堤の浮上性能確認試験 印刷
2016年 5月 31日(火曜日) 01:51

徳島県鳴門市で、水の力を利用して自動的に立ち上がる防潮堤の作動を確認する試験が実施された。国土交通省は、東日本大震災で防潮堤の閉鎖作業をしていた人が被災したことを受けて、自動で閉まるような仕組み作りを進めていて、このゲートも津波が押し寄せると水の浮力を利用して自動的に起き上がるようになっている。試験は、扉に約1・4トンの車の前輪部分を乗せて実施され、無事に起き上がったという。