収容所資料を記憶遺産に 独側と協定 印刷
2017年 6月 06日(火曜日) 13:20

第一次世界大戦中の徳島県で、ドイツ兵の捕虜を人道的に扱った収容所の資料をユネスコの世界記憶遺産に共同申請しようと、ドイツ側と県の関係者らが調印式を行った。かつて鳴門市にあった「板東俘虜収容所」には第一次世界大戦で捕虜となったドイツ兵ら約1000人が収容されていたが、オーケストラの結成が認められるなど、自由で人道的な運営から「奇跡の収容所」と呼ばれた。