石牟礼道子さんしのび水俣で追悼回顧展石牟礼道子さんしのび水俣で追悼回顧展 印刷
2018年 3月 14日(水曜日) 13:13

水俣病の過酷な世界を描いた代表作「苦海浄土」で知られ、2月に90歳で亡くなった作家、石牟礼道子さんをしのぶ回顧展が、熊本県水俣市の市立水俣病資料館で開かれている。入場は無料。月曜休館で3月末まで。回顧展では、石牟礼さんと水俣病との関わりを伝えるパネル16枚を展示する。患者らに加わって昭和40~50年代に原因企業のチッソ側と交渉した際の様子など、支援活動の足跡をたどっている。著書の閲覧コーナーも用意した。