鹿児島県が離島の出産支援拡充へ 印刷
2016年 3月 01日(火曜日) 23:35

鹿児島県は2016年度から、産科医が常駐しない離島に暮らす妊婦の出産前のホテル代などの助成を、現行の5泊相当から15泊相当に拡充する。経済的な負担軽減と安全なお産の確保が目的。県内で産科医が常駐する離島は、奄美大島、種子島など5島。それ以外は島外の医療機関で出産するため、出産前に移動してお産に備える。十数回の健診も含めた金銭面の負担に加え、早産など緊急時の対応など精神的な不安も抱える。