大漁旗の宝来船に歓声 豊後高田市 印刷
2016年 1月 18日(月曜日) 23:22

豊後高田市中心部を流れる桂川で10日、大漁旗で彩られた宝来船が福を授ける新春行事「ホーランエンヤ」(県選択無形民俗文化財)が開かれた。年貢米を献上する際の航海の安全と豊漁を願い、江戸時代中期に始まったとされる。「ホーランエンヤ、エンヤサノサッサ」の掛け声とともに、船は河口付近の琴平宮から1キロ上流へ。船から紅白の餅がまかれると、観客は歓声を上げて受け取っていた。