大分県が目視外ドローン実験、山間地宅配 来年1月から 印刷
2018年 8月 22日(水曜日) 09:30

大分県は来年1月から、同県佐伯市の山間地で、目視外飛行による小型無人機「ドローン」を使った宅配の実証実験を始める。国土交通省の運用ルール改正方針を受け、実施する。県は「買い物弱者対策でドローン宅配を実用化し、西日本随一のドローン拠点を目指す」としている。大分県は事業者を公募し、大分市のドローン製造・販売企業「シーアイドローン」を選んだ。同社の計画では、佐伯市内のスーパーを約3キロの日用品を積んで離陸。携帯電話の通信網を活用した自動運転で高度約130メートルを秒速10メートルで飛行し、約3キロ離れた集落まで約7分で配達する。