大陸土器出土国内最多 壱岐・原の辻遺跡 県埋蔵文化財センター5年の調査で判明 印刷
2016年 10月 19日(水曜日) 09:37

長崎新聞によると長崎県壱岐市芦辺町と石田町に広がる原の辻遺跡(弥生時代前期~古墳時代初期)から2010年までに出土した遺物のうち、大陸や朝鮮半島起源の土器の数が国内の弥生遺跡の中で最多の1243点に上ることが、県埋蔵文化財センター(同市)の調査で分かった。同センターは「交易だけでなく、大陸から日本への移住者が多かったことが明らかになった」としている。壱岐市や長崎市で22、23日に開くシンポジウムで調査結果を紹介する。