「千々石ミゲルの墓」発掘始まる 諫早・多良見 画期的な発見期待 印刷
2016年 9月 26日(月曜日) 23:28

16世紀にローマを訪問した天正遣欧使節の一員、千々石ミゲルの墓とみられる諫早市多良見町山川内の墓所で8日、研究者らの発掘調査が本格的に始まった。同使節はローマ法王から黄金の十字架などを贈られたといわれ、使節ゆかりの品が見つかれば画期的発見となる。発掘調査は、ミゲルの血を引く大村藩家老の子孫で川崎市の浅田昌彦さん(63)が主宰。事前の地中レーダー探査で確認された墓穴とみられる反応を中心に調べる。