酪農家、10年で6割減 乳価落ち込み、飼料高騰 小規模経営者が相次ぎ廃業  印刷
2017年 6月 08日(木曜日) 13:14
佐賀県内の酪農家が減り続けている。乳価低迷や飼料価格の高騰で小規模農家を中心に廃業が相次いでいるためで、酪農家戸数は10年前の約3分の1になった。全国平均を上回る減少傾向に歯止めをかけるため、県は本年度から乳用後継牛確保に向けた補助事業を新たに打ち出した。既に同様の助成を行っているJAとともに佐賀酪農の再興へ力を入れている。