九電、3月期連結5年ぶり黒字 川内再稼働で収支改善 印刷
2016年 5月 10日(火曜日) 21:25

九州電力が4月28日発表した平成28年3月期連結決算は、最終利益が734億円となり、23年3月期以来、5期ぶりの黒字転換を果たした。前期は1146億円の赤字だった。24年度から見送っていた株主配当についても、1株当たり5円の期末配当を実施する。原油安や川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働が燃料費の削減に寄与した。川内原発再稼働による収支改善効果は730億円に上った。