神鋼、環境アセス手続き延期 火力発電所計画 印刷
2017年 10月 17日(火曜日) 18:37

アルミや銅製品、さらには鉄粉製品と不正の対象が拡大する様相の神戸製鋼所データ改ざん問題は、神戸製鉄所(神戸市灘区)で計画している石炭火力発電所増設計画の審査にも波及した。環境アセスメントで、同社が提出した環境への影響を示すデータを兵庫県や神戸、芦屋両市の審査会などが審議しているが、兵庫県は「信頼性が損なわれた」として、審議をいったん延期し、データを精査する方針を示した。