「本格梅酒」流通を 和歌山県などが添加物の有無判別法開発 印刷
2016年 4月 29日(金曜日) 13:27

「本格梅酒」とうたいながら、風味を出すために酸味料などが添加された基準にそぐわない梅酒の流通を防ごうと、県は食品添加物があるかどうかを識別する「梅酒の酸味料添加判別法」を酒類総合研究所(広島県東広島市)と共同開発したと産経新聞が報じた。「本格梅酒」は、昨年1月、日本洋酒酒造組合が制定した自主基準に基づくもの。梅と糖類、アルコールだけを原料とした梅酒のみで、酸味料や着色料、香料を使用したものは「本格梅酒」と名乗ることはできないとする。