”最後の調査捕鯨”へ 31年ぶりの商業捕鯨を前に、和歌山県太地町から出港 印刷
2019年 4月 05日(金曜日) 09:55

捕鯨の町で知られる和歌山県太地町では今年7月から再開される商業捕鯨をまえに最後の調査捕鯨へと出港した。太地町漁協の捕鯨船には29日6人の乗組員が乗り込み、家族たちが見送った。今回の調査捕鯨は東北沖でおこなわれ、ミンククジラなどを決められた範囲で捕獲し、個体数や大きさを調査する。日本は去年12月、IWC=国際捕鯨委員会からの脱退を表明し、今年7月には31年ぶりの商業捕鯨を再開するため今回が最後の調査捕鯨となる。