中国から鑑真像、唐招提寺でご対面 壬生寺安置前に法要  印刷
2016年 5月 27日(金曜日) 00:40

唐招提寺(奈良市)の国宝・鑑真和上坐像を模した像2体を、京都市中京区の壬生寺と中国・揚州市の文峰寺が制作した。16日、うち1体が壬生寺に納められるのを前に唐招提寺に運び込まれ、国宝像のお身代わり像と“対面”した。文峰寺は奈良時代、仏教の戒律を伝え、唐招提寺を開いた唐僧、鑑真が日本に向け出発したとされる運河に近い。同寺と唐招提寺末寺の壬生寺は提携寺院協定を結んでおり今回、共同事業として鑑真の模像を造り、双方の本堂に安置することにした。