2000年前の石器類ずらり 奈良「唐古・鍵考古学ミュージアム」で企画展 印刷
2015年 11月 21日(土曜日) 00:00

わが国有数の弥生集落跡の唐古・鍵遺跡で見つかった石器類を集めた企画展「弥生遺産III」が、田原本町の唐古・鍵考古学ミュージアムで開かれ、鉄器が普及する以前の約2千年前ごろに、武器や生活道具として使用されたさまざまな石器を見ることができると産経新聞が報じた。唐古・鍵遺跡で出土する石器は、奈良・大阪の府県境の二上山や耳成山、紀ノ川流域で産出する加工しやすいサヌカイトや流紋岩、結晶片岩で作られている。