西大寺で新春の「大茶盛式」 印刷
2019年 1月 25日(金曜日) 09:44

奈良市の西大寺で15日、特大の茶碗で茶を回し飲みする恒例行事「大茶盛式」の初釜が行われ、約40人の参拝者らが豪快な一服を堪能した。鎌倉時代に同寺を再興した叡尊上人が近くの八幡神社に献茶した際、残りの茶を人々に振る舞ったのが起源とされる。大茶碗は直径約40センチ、重さ約5キロあり、大人でも飲むのに一苦労。参加者は両側の人に支えてもらいながら茶碗を持ち上げ、新春の妙味を楽しんでいた。