広大敷地に「弥生の森」 奈良の唐古・鍵遺跡史跡公園が完成 印刷
2018年 4月 21日(土曜日) 12:18

奈良県田原本町が約13億円をかけて整備を進めていた唐古・鍵遺跡史跡公園が完成し、報道関係者に10日、公開された。県内初となる弥生時代をテーマにした史跡公園。約10万平方メートルの広大な敷地に環濠や当時の植生を再現しており、町は年間約4万人の入園者を見込んでいる。園内は、大型建物跡を示す樹脂製の柱23本が立つ「弥生の建物広場」、ケヤキやクリなど41種類の樹木で植生を再現した「弥生の林エリア」などが設けられた。