“かかしアート”名画の再現も 安堵町民有志ら製作 人口減でも町元気に 印刷
2017年 6月 25日(日曜日) 12:52

人口減少に悩む安堵町が、「かかし」を用いた町おこしに取り組んでいる。町民有志でつくる実行委員会が主導し、廃材や布切れを持ち寄って製作。田園風景が広がる町内に、40体を超えるかかしがアート作品のように並び、ささやかなにぎわいをもたらしている。のどかな田園風景に溶け込む3体のかかし。見覚えのある構図はミレー作「落穂拾い」を模したものだ。このほか、戦前に町内を走っていた「天理軽便鉄道」の駅舎で待つ人々を表した作品など。