滋賀の農家3万戸割る 法人化が加速、5年で2割減に 印刷
2016年 1月 07日(木曜日) 00:28

今年2月時点の滋賀県内の農家数は5年前から約2割減少し、3万戸を下回ったことが国の調査で明らかになったと京都新聞が報じた。一定以上の耕地面積を持つ農家では法人化による経営改善の取り組みが広がる一方、耕作放棄地が約1割増加する厳しい現状も示された。国が5年に1度実施している農林業センサスの概数を県がまとめた。農家の戸数は2万9022戸で、前回比19.4%減。農業就業人口は2万5346人で14.1%減少した。法人化した経営体は約8割増の433法人となった。