留学生の声生かした酒、甘みと香りはっきり 滋賀・愛荘の蔵元 印刷
2016年 9月 15日(木曜日) 00:08

滋賀県愛荘町長野の蔵元「藤居本家」は、アジア圏を中心とした外国人に日本酒に親しんでもらおうと、留学生らの意見を取り入れて仕込んだ純米吟醸原酒「琵琶の舞」を造った。海外展開にも役立てる予定。滋賀大社会連携研究センター(彦根市)との共同事業の一環。同大学で学ぶ中国やベトナムなどの留学生約20人が同蔵元の既存の商品を飲み比べたり、外国人旅行者にアンケートをしたりして味の方向性を探った。