「プレミアム宇治茶」、京都府が今秋に認証制度 印刷
2016年 6月 16日(木曜日) 11:55

高級茶として知られる宇治茶のブランド力をさらに高めようと、京都府は高品質の宇治茶を「プレミアム宇治茶」として認証する制度を今秋にも始める。下落傾向にある単価に歯止めをかけるとともに、増加する訪日外国人客にも〈高級感〉をわかりやすくアピールすることで消費拡大につなげる考えだ。宇治茶は鎌倉時代、高山寺(京都市右京区)の明恵上人が、中国から栄西により持ち帰られた茶種を植えたのが起源で、室町時代に足利幕府が奨励するなどして広まったとされる。