「水素社会」実現へ 大阪府がビジョン案 印刷
2016年 2月 19日(金曜日) 13:57

大阪府は、温室効果ガスの削減につながる「水素社会」実現のための未来像「H2Osakaビジョン」案を取りまとめ、府民対象の意見募集を始めた。松井一郎知事は「産業振興を狙いにした」と説明。3月7日まで募集し、同月末までにビジョンを決定する。府内には燃料電池メーカーの生産拠点や関連の家電、ハウスメーカが立地し、中小企業の部品・部材メーカーも集積していることから、府は水素エネルギー産業について「大阪の強みが発揮できる分野」と捉えている。