宿泊税導入へ 100円程度、17年に 印刷
2015年 12月 14日(月曜日) 23:25

大阪府の松井一郎知事は、ホテルや旅館の宿泊客に100円程度を独自に課税する宿泊税を2017年に導入する方針を固めた。来年2月議会に関係条例案を提出する。急増する外国人観光客向けに、多言語対応や観光案内所を強化する「おもてなし」策の向上が狙い。実現すれば東京都に次ぎ全国2例目になる。府関係者によると、自治体が特定目的で独自に課税する「法定外目的税」と位置付け、使途は観光振興に限る。冬季に御堂筋をライトアップする「御堂筋イルミネーション」に充てることも検討している。