クルーズ船をホテルに 東京都、五輪開催中の客室不足に対応 印刷
2019年 7月 24日(水曜日) 10:50

来年の東京五輪開催中に懸念される客室不足に対応するため、東京都は大型クルーズ船をホテルに利用する計画を進めている。専門家によれば、昨今の建設ブームにもかかわらず、五輪関係の観光客の増加により最大1万4000室の不足が見込まれている。自治体関係者は五輪開催中に東京湾と横浜港に大型船を一時停泊させホテルに利用することが解決策の一つになり得ると考えている。この考えを採用した企業の一つが日本の旅行最大手JTBだ。同社は五輪期間中、ジャグジーから劇場までを備えた、客室数1011室のクルーズ船「サン・プリンセス(Sun Princess)」をチャーターした。