小笠原航空路、空港建設案軸に検討 東京都が方針 印刷
2017年 8月 01日(火曜日) 18:41

小笠原諸島(東京都)への定期航空路の開設について検討している東京都は27日、小笠原村との協議会で、父島(同村)に空港を建設する案を軸に検討する方針を決めた。今後、自然環境への影響や採算性などの精査を進めるという。都は従来、硫黄島(同村)の自衛隊基地を使ってヘリコプターで行き来する案と、水上飛行艇を運航する案と合わせた3案を検討してきた。しかし、他の2案については実現性に課題が多いと判断し、空港案を優先させることとした。