ロボ導入、手術正確に 前立腺がん対応強化市内2病院 印刷
2016年 9月 09日(金曜日) 10:40

患者数が増加する前立腺がんへの対応強化を狙い、川崎市立の川崎病院と井田病院に内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」が導入された。市内では3例目で、すでに稼働している。ダ・ヴィンチは欧米を中心に広がり、日本でも2012年に保険診療として認可され、急速に普及している。高画質の3D画像を元にロボットアームを遠隔操作することで、人の手よりもさらに繊細で正確な手術が可能になり、手術箇所の周辺神経などを損傷する可能性も低減する。