秩父市椋神社で「龍勢祭」 手作りロケット、白煙噴き上げ大空へ 印刷
2015年 10月 16日(金曜日) 00:57

埼玉新聞によると秩父市下吉田の椋神社の例大祭「龍勢祭」(県指定無形民俗文化財)が11日、同神社周辺で行われ、地元住民が手作りしたロケット「龍勢」が天高く打ち上げられた。9万7千人の見物客が訪れ、秋空を駆ける龍勢に酔いしれた。龍勢祭は400年以上の歴史を誇る。龍勢は松材をくりぬいて火薬を詰めた筒に、矢柄(やがら)と呼ばれる青竹を付けた”巨大ロケット花火”。伝統を受け継ぐ製造流派が9月から本格的に作業を始め、秘伝の技法を使いながら魂を込めて作り上げてきた。