塩化銅で草加の川変色 排水の業者を処分 印刷
2017年 11月 22日(水曜日) 21:11

県は15日、草加市の古綾瀬川に塩化銅溶液を流出させたとして、八潮市新町の東信化学工業(本社・東京)に改善命令を出した。改善が完了するまでは河川への排水を認めない。改善期限は29日。県によると、11日午前、近隣住民から「(同川の)水面が青くなっている」と通報があった。弁天橋付近で簡易の水質検査を実施した結果、銅含有量は1リットル当たり10ミリグラム以上あり、水質汚濁防止法の排水基準(同3ミリグラム以下)を上回った。