暖冬で雪不足、スキー場悲鳴 野菜下落に灯油需要減 悩む栃木の業者 印刷
2015年 12月 30日(水曜日) 14:48
暖冬による影響が県内でも顕著になってきた。特に雪不足が深刻で、高温で人工降雪機も使えなかったため、多くのスキー場がオープンを遅らせたと産経新聞が報じた。青果物は発育が早く、価格は下落傾向で、農業関係者は品質への心配を隠せない。ストーブなどに必要な灯油の消費も落ち込んでいる。各方面の関係者は対応に頭を悩ませている。11月の平均気温は宇都宮で12.3度となり、統計開始の明治23(1890)年以降2番目に高かった。