「物価の優等生」といわれる鶏卵の価格が、供給過剰を背景に大きく下落している。指標となる「JA全農たまご」Mサイズの卸売価格は11日、1キロ当たり100円(東京地区)と、昨年末の185円から約46%も値下がりした。3年前の高値をきっかけに生産者が増産へかじを切った反動で供給がだぶついているのが主な要因。