こんがり焼きサバ食べ夏乗り切ろう 大野市に江戸時代からの風習 印刷
2016年 7月 06日(水曜日) 10:35

夏至から数えて11日目の1日は、半夏生。福井新聞によればこの日にサバの丸焼きを食べる風習がある福井県大野市では30日、鮮魚店の軒先に焼き場が設けられ、店主らが熱気に顔を赤らめながら脂の乗ったサバをこんがりと焼き上げた。江戸時代、大野藩主が農繁期の農民を思いやり、飛び地のあった越前海岸から運んだサバを丸焼きにして食べさせたのが始まりとされる。