江戸期の大キリコ修復公開 輪島の漆器店に30人 印刷
2016年 1月 27日(水曜日) 23:03

江戸期に作られ、輪島市文化財となっている「中島屋の大切籠(おおきりこ)」の修復現場が23日、同市山岸町の漆器店で一般公開されたと北國新聞社が報じた。総漆塗りで装飾も豪華とあって関心が高く、定員を超す約30人が修復作業に見入った。大切籠は江戸後期に栄えた商家中島屋が制作し、漆器職人の技が駆使されている。高さは約12メートルあり、現存する輪島の漆塗りキリコでは最も大きい。