シャチに出合う夏 北海道・羅臼沖 今年は観察率9割 印刷
2016年 7月 20日(水曜日) 09:28

羅臼町の沖では5月ごろからシャチの群れが姿を見せ始めたと北海道新聞が報じた。例年、観察できる確率は6割程度だが、今年は数頭から十数頭の群れが複数いて、観察率は9割に達している。知床羅臼観光船協議会の長谷川正人会長(54)によると、過去のデータの蓄積や漁船からの連絡、海洋哺乳類を調査する大学など研究先とのネットワークが確立され、群れの位置観測の情報が豊富になった。これにより観察できる確率が向上している。