福山鞆の浦で祝賀行事 朝鮮通信使資料 ユネスコの記憶遺産に登録  印刷
2017年 11月 11日(土曜日) 23:13
江戸時代、日本と朝鮮の文化交流の橋渡しを担った『朝鮮通信使』に関連する資料が、ユネスコの『世界記憶遺産』に新たに登録されることになり、ゆかりの地、福山市で、祝賀会が開かれた。福山市鞆町の「対潮楼」で開かれた祝賀会には、福山市や韓国総領事館の関係者などが出席し、特産品の保命酒で乾杯し『世界記憶遺産』への登録を祝った。古くから「潮待ちの港」として栄えた鞆の浦には、『朝鮮通信使』がのべ11回訪れた記録が残っていて、「対潮楼」からの眺めを「日東第一景勝」と称えた墨書など、6点が福山市に現存している。