竹久夢二の「幻の油彩画」開幕、「裸婦」公開 岡山の郷土美術館50周年展 印刷
2016年 7月 11日(月曜日) 22:35

夢二郷土美術館(岡山市中区浜)の創設50周年記念展「幻の夢二の油彩画」が5日開幕し、瀬戸内市出身の画家竹久夢二(1884~1934年)が晩年、米国滞在中に現地の女性をモデルに制作した「西海岸の裸婦」が初公開された。「西海岸の裸婦」は、31年6月から32年9月まで米国西海岸に滞在した夢二と親交を結んだ香川県出身の写真家宮武東洋(1895~1979年)の旧蔵品。昨年12月、孫のアラン宮武氏から同美術館が譲り受けていた。