倉敷の堤防決壊箇所は「脆弱」 高さ、幅とも国の整備目標満たさず 印刷
2018年 8月 16日(木曜日) 10:51

西日本豪雨で4河川8カ所の堤防が決壊し、面積の3割が水没した岡山県倉敷市真備町地区で、小田川上流の北岸の決壊箇所(同町尾崎)は堤防の高さ、幅ともに国の整備目標に満たず、改修予定だったことが9日、国土交通省への取材で分かった。国管轄の未改修区域は北岸では決壊箇所周辺に限られており、周囲より脆弱な箇所が水圧に耐えきれず、重大な浸水被害を招いた可能性がある。

最終更新 2018年 8月 20日(月曜日) 10:52