最古の石州瓦鬼瓦など展示 古代出雲歴史博物館 印刷
2016年 8月 04日(木曜日) 10:46

島根県西部で発展した焼き物文化を紹介する企画展「いわみもの~暮らしを形づくる石見のやきもの」が、同県出雲市の県立古代出雲歴史博物館で開かれている。独特の赤い“甍の波”を形成する石州瓦や「はんど」と呼ばれる大がめなどで知られる石見焼製品などを並べ、生活に根付いた「いわみもの」の魅力を伝えている。県古代文化センターが平成25年度から3年間実施した調査の成果を紹介。江戸時代以降、石見地方で製造された焼き物を「いわみもの」と名付け、その歩みを展示資料でたどっている。