天然ワカメのストック実験に成功 島根県  印刷
2019年 9月 24日(火曜日) 09:42

島根県水産技術センターは、民間の加工業者などと共同で、天然ワカメの鮮度を保つ新しい保存技術の実証実験に成功した。ワカメは鮮度が落ちやすく、ストックしづらい問題があったが、これを解消することで、漁師や加工業者らの仕事の効率化や収益増につながると期待されている。同県隠岐地方の天然ワカメは、養殖モノより香りが高く肉厚なことから人気があり、最近は漁獲量も増え販売も好調。しかし、天然ワカメは一度に多く獲れても、鮮度が落ちやすいため、関係者は出荷した余りの扱いや獲りだめができないことに悩んでいた。