隠岐の節分、ナマコで「砂おろし」 健康を願って 印刷
2017年 2月 07日(火曜日) 20:50

2月3日の節分を迎え、隠岐の各家庭では「砂おろし」と称しナマコを酢の物にして味わっていると隠岐経済新聞が報じた。ナマコは海底に沈んだ有機物を餌とし、砂とともに体内に取り込み、不要な砂を排出する習性を持つ。その習性にあやかって体内の老廃物を出そうと、この時期に旬を迎えるナマコを酢の物にして食べる。「健康」や「風邪予防」への願いが込められることも。