水木しげるさん死去 “妖怪の聖地”境港に悲しみ広がる 印刷
2015年 12月 17日(木曜日) 00:00

日本の妖怪ブームを牽引し、妖怪ブロンズ像が並び全国有数の観光地となった「水木しげるロード」(鳥取県境港市)の“生みの親”でもある同市出身の漫画家で、11月30日亡くなった水木しげるさん(本名・武良茂=むら・しげる)。晩年も水木ロードのにぎわいを気にかけ、境港とのつながりを大切にしただけに、地元関係者らは「発展の大恩人だった」と、その死を悼んだ。平成5年7月にオープンした水木ロード。かつて山陰の「漁業の町」としてにぎわった地元商店街が、活性化策として地元出身の水木さんに着目したのが誕生のきっかけだった。

最終更新 2015年 12月 17日(木曜日) 09:25